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2012年2月21日

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東洋経済の眼

トヨタの株価 円安なら一段上昇も

「週刊東洋経済」編集部

 Q 日本株が好調です。代表格であるトヨタ自動車の株価は今後どうなりそうですか。(山形県・S)

 A トヨタ自動車の株価は、昨年11月下旬に2330円をつけ、リーマン・ショック後の安値2585円を下回りましたが、その後は勢いよく上昇しています。現在の水準は昨年の安値に比べ約4割の上昇となっています。欧州債務問題への過度な警戒感が和らぎ、円高も一服しています。さらに同社が今期の連結営業利益の見通しを2千億円から2700億円に引き上げるなど、好材料が重なったことが原因です。

 今後はどうでしょうか。カギは為替が握りそうです。トヨタは2012年の世界自動車販売計画台数を848万台と発表しました。741万台を予定する12年3月期よりも来期の売上高は増加しそうです。あとは利益がでるかです。

 お家芸の原価低減活動などで毎年3千億円程度の費用削減努力をしています。一方で、ドルやユーロに対し1円、円高になると約400億円の減益要因となります。トヨタの今期の想定対ドル円レートは78円ですが、市場の注目は来期業績に移りつつあります。

 現在、約5年に及んだ円高ドル安局面の終了とも言われており、一段の円安に振れれば、追い風です。07年につけたトヨタの株価の史上最高値8350円には遠いものの、大震災前の3955円や、戻り高値の3480円(昨年7月)がメドになりそうです。(「株式ウイークリー」編集部)

 このコラムは、掲載銘柄を推奨するものではありません。

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