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ミツミは一転して今期大幅純益減益を予想し急反落

2008年05月16日10時04分

 ミツミ電機(6767)は、360円安の3300円と5営業日ぶりに急反落している。前日15日に発表した前2008年3月期決算が、期中の3回の上方修正値を上ぶれ、純利益は過去最高大幅更新で着地したが、今期は一転して大幅減益を予想、利益確定売りを誘発している。同社の前期業績は、決算発表のたびごとに上方修正されたが、その再々増額値を上回り前々期比7%増収、32%経常増益、2.1倍純益増益と連続して高変化した。世界的な薄型テレビ、デジタルカメラ、携帯電話の好調な推移にアミューズメント機器、自動車関連機器製品の拡大が加わり、機構部品や電源部品などの需要が拡大、不採算品の整理・再編、部品内製化、海外工場の生産効率向上などに厚生年金基金代行返上益92億4200万円がオンして高変化した。今期は、為替レートを1ドル=105円と想定、景気も後退局面に入り、前期の代行返上益も一巡することから慎重に予想した。売り上げ3000億円(前期比0.6%減)、経常利益273億円(同11%減)、純利益164億円(同32%減)とし、純利益の反動減が厳しい。株価は、ゲーム機関連人気の一巡でつけた1月の昨年来安値2575円から業績増額を見直し1000円幅の反発となっていた。減益業績を織り込む中段固めが長引きそうだ。

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