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鹿島は5連騰、経常増益転換をGDP住宅投資改善が支援

2008年05月16日10時48分

 鹿島(1812)は、寄り付きの買い気配から48円高の415円まで買い進まれ5日続伸している。前日15日発表の3月期決算で、今期経常利益の増益転換を予想、この日寄り付き前に発表された1ー3月期期の国内総生産(GDP)速報値で、実質住宅投資が前期比4.6%増と改善したことも材料視され買い増幅となっている。同社の前期業績は、昨年11月の下方修正のあと今年3月、4月と相次いで上方修正され、この修正通りに前々期比0.1%増収、49%経常減益、1%純益増益と増減マチマチの着地となった。国内建設市場は、公共投資の継続的な削減や改正建築基準法施行に伴う建設投資の減速、受注競争激化、建設コスト上昇が追い討ちとなり完成工事総利益率が悪化、経常利益の足を引っ張ったが、純利益は関連会社の優先出資持分の売却益を含む特別利益384億円を計上したことから増益を維持した。今期は、民間設備投資の先行き不透明感に資材価格の上昇など厳しい環境が続くが、完成工事総利益率は改善、経常利益は380億円(前期比28%増)と増益転換、純利益は前期特別利益の一巡で250億円(同40%減)としている。株価は、3月、4月の前期業績増額で昨年来安値258円から100円超の底離れとなりこの過程で売り残、買い残が拡大均衡、株不足かた逆日歩のつく好需給も示現している。強弱感の対立するなかで、改正建築基準法の悪影響一巡を織り込む展開が継続されそうだ。

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