現在位置:asahi.com>ビジネス>東洋経済ニュース> マーケットウォッチ > 記事 【株式・大引け】後場は一転上昇、3日続伸で1万4000円乗せ2008年05月14日16時04分 14日の東京株式市場は、3日続伸となった。大引けの日経平均株価は前日終値比164円82銭高の1万4118円55銭、TOPIXは同12.99ポイント高の1373.04だった。東証1部概算の出来高は22億1295万株、売買代金は2兆8066億円で、前日よりもかなり増加している。 前場の日経平均は前日終値を挟んだモミ合いとなり、2円安で引けた。昼のバケット取引が売り決め優勢と伝えられると、後場は前引けより安い水準で寄り付き、12時36分にはこの日の安値1万3877円まで売られた。ただ、その後は上海株、インド株などアジア株がおおむね堅調な動きをしていることを受けて徐々に買い戻しが増え、上げ幅を拡大。この日の高値水準で引けている。 本日の為替は円安傾向で推移しているものの、前日の米国株市場はNYダウが下落。また、決算発表が相次いでいる企業業績についても、2009年3月期は減益が予想されるなど、株価を押し上げる材料には乏しいのも事実。ただ、減益でも増配や自社株買いを発表する企業が増えており、これが「安心感を誘っている」との見方も出ている。日経平均は3月17日の安値1万1787円から緩やかに上昇しており、前日までの2日間では約300円上昇。それでも、テクニカル面の過熱感は乏しく、市場エネルギーは徐々に増加してきた。 東証33業種別では、28業種が上昇。不動産、情報通信、鉱業などの上げが大きかった。一方、下げたのは証券、保険、精密、銀行、ガラスの5業種。個別では、リンテック、日本化学、JMSなど好業績の小型株の上昇が目立った。反対に業績下方修正を発表した堀場製作所、工場の閉鎖を発表したパイオニアなどが大きく売られた。東証1部の上昇銘柄1339に対し、値下がり銘柄数は323にとどまった。 明日15日は3月決算発表のピークを迎えるほか、今週末にかけては、日米ともに重要な経済指標の発表を控えている。ただ市場では、このところ1万4500円のコールオプションの建て玉が増えていることなどから、「中長期的な先高期待が出てきた」(大手証券)との見方もある。 PR情報ビジネス
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