マイケル・ウッドフォード元オリンパス社長が5日夜、東京都内で朝日新聞の単独インタビューに応じ、3月にも開かれるオリンパスの臨時株主総会に独自の役員選任案を出すことを断念すると表明した。これで新体制をめぐる同氏と現経営陣との委任状争奪戦(プロキシファイト)はなくなり、社長復帰は厳しくなった。
委任状争奪戦は、株主総会で経営陣が出す議案に反対したり別の議案を提案したりして、ほかの株主の賛同を集める多数派工作。
ウッドフォード氏は5日朝に再来日して関係者らと協議し、家庭の事情や、国内の主要株主から支持が得られないことを理由に争奪戦からの撤退を決めた。