米雇用情勢の改善を受けて世界経済の回復への期待が高まり、6日の東京株式市場では買い注文が膨らんだ。日経平均株価の終値は前週末より97円27銭(1.10%)高い8929円20銭をつけ、昨年10月31日以来、約3カ月ぶりに終値で8900円台をつけた。
3日に発表された1月の米雇用統計が市場予想より大幅に良かったことが好感された。前週末の欧米株式市場が値上がりし、6日の東京市場もこの流れを引き継ぐ形で上昇した。
2012年3月期では純損益が大幅な赤字見通しのソニーやパナソニックも、この日は3〜6%超上がった。米国を中心とする景気回復によって業績が上向くことへの期待が高まったためだ。世界各国の中央銀行が景気を下支えする「金融緩和」に相次いで乗り出していることも、株高を支える要因になっている。「投資家が積極的に運用リスクを取るようになった」(SMBC日興証券の西広市氏)という。