兵庫県尼崎市にあるパナソニックの薄型テレビ向けプラズマパネル工場が今年度中に休止するのを受け、兵庫県は7日、企業立地の支援として支出した補助金計38億4千万円のうち、12億6千万円の返還をパナソニックに求める考えを明らかにした。
対象になるのは、尼崎第1〜3工場のうち、第1工場と第3工場。2005年9月に稼働した第1工場には、28億4千万円の補助金を支出。09年11月稼働の第3工場は、投資実績に応じ44億円の補助金を支給する予定で、既に10億円を支出した。
県は企業の投資額に応じて補助金を出してきた。これまでは、立ち上げから間もない段階で工場が休止する例はなかったため、操業年数に応じて返還を求める規定はなかった。