ソニーの次期社長となる平井一夫副社長は9日、朝日新聞のインタビューに応じ、50型以上の家庭用大型有機ELテレビを発売する方針を明らかにした。液晶テレビの販売では韓国勢に大きく水をあけられたソニーだが、一度撤退した有機ELテレビで再び巻き返しをはかる。
有機ELテレビは、パネルの素材が自ら光を放ち、液晶よりも画質が良く、消費電力も少ない。ソニーは11型の小さな有機ELテレビを発売していたが、価格が高く、2年前に国内販売をやめた経緯がある。平井氏は大型有機ELについて「需要があれば出す。ユーザーからは品質、機能、デザインへの高い要求と、手ごろな価格にしてほしい要求がある」と話した。
今年1月、韓国のサムスン電子とLG電子は、55型の大型有機ELテレビを年内に売り出す方針を発表。これに対し、平井氏は、発売時期は明言しなかったが、「ソニーらしさに応える商品を出すのが重要だ」とした。