【ニューヨーク=丸石伸一】低迷が続く米自動車市場で、大手メーカーの新車販売台数は3月も軒並み大幅に減った。1日まとまった米ビッグ3の合計シェア(各社傘下の欧州ブランド車などを除く)は前年同月比3.2ポイント減の48.4%で、昨年7、11月に続き史上3度目のシェア50%割れとなった。
大手各社の発表によると、米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が2カ月、米クライスラーは3カ月連続でそれぞれ10%以上の減少。昨年まで好調だったトヨタ自動車も、小幅ながら4カ月続けて前年同月を割った。燃費の悪い大型車の販売が原油高で振るわないことに加え、米低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題による景気減速の影響も深まっている。
米調査会社オートデータによると、3月の販売台数全体は、営業日数を考慮しない前年同月との単純比較で12%減の計約135万台。前年同月比の減少は5カ月連続だ。