経済産業省は17日、この夏の電力見通しについて、現在稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県)を止めた場合の試算を初めて明らかにした。ピーク時でも電力をまかなえるものの、関電管内での余裕(予備率)は1・0%にとどまり、「万が一」に備えて必要とされる3%を下回る見通しという。
この日の電力需給検証小委員会で示した。2010年夏並みの猛暑で、8月に電力使用がピークになる時を想定して電力各社が見積もり、経産省がまとめた。
大飯が止まると、関電の発電所だけでは電力が12・5%足りなくなる。ただ、中・西日本の電力会社間で電力をやりとりすれば、関電管内でも1・0%の余力が生まれるとした。