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猫と笑顔をお届けます…猫カフェが出張サービス 京都

2009年5月28日9時24分

写真:「ねこ家族」の店内で「店員」と遊ぶ増田則行さん=京都市伏見区醍醐大構町「ねこ家族」の店内で「店員」と遊ぶ増田則行さん=京都市伏見区醍醐大構町

写真:「ねこ家族」の店内で「店員」をなでる増田則行さん=京都市伏見区醍醐大構町「ねこ家族」の店内で「店員」をなでる増田則行さん=京都市伏見区醍醐大構町

写真:店内でくつろぐ猫=京都市伏見区醍醐大構町店内でくつろぐ猫=京都市伏見区醍醐大構町

写真:店内でくつろぐ猫=京都市伏見区醍醐大構町店内でくつろぐ猫=京都市伏見区醍醐大構町

写真:猫じゃらしで遊ぶ猫=京都市伏見区醍醐大構町猫じゃらしで遊ぶ猫=京都市伏見区醍醐大構町

 お宅に猫の癒やしを届けます――。猫と遊べるカフェ「ねこ家族」=京都市伏見区醍醐大構町=が今春から、依頼者の自宅に猫を「出張」させるサービスを始めた。来店者に車いすや介助の必要なお年寄りがいたことから、オーナーの増田則行さん(60)が「お年寄りに猫とふれあって元気になってもらえたら」と思いついた。

 お年寄りの女性は、外出には介助が必要でバスや電車を利用するのが難しく、1万円以上かけてタクシーでやってくる。ほかにも、来店に付き添いが必要な人や、車いすの人もいる。増田さんがお年寄りに話しかけると、「飼い猫が死んで寂しい」「猫を飼いたいが、自分が先に死んだらふびんで……」と様々な事情が浮かんできた。

 「私も大の猫好き。猫への愛情は痛いほどわかる」。増田さんは、お年寄りが気軽に猫とふれあえるサービスはできないかと考え、「自分が行けばいい」とひらめいた。「店員」の猫は16匹。「2匹ぐらいなら、連れていってもカフェの営業に差し支えないだろう」と考えた。

 動物愛護管理法は、猫カフェのような事業を行う際には、都道府県や政令指定市に動物取扱業登録をするよう定めている。猫カフェの営業形態は動物の「展示」に当たる。増田さんは京都市に出張形式の猫カフェの是非について問い合わせたところ、市は短期間で管理者が同行する場合なら「展示」に該当すると認めたという。

 「出張料金」は1時間2千円。出張には増田さんも同行し、猫がいたずらしないよう見守るという。「店で猫と遊んだお年寄りから『これで2カ月は元気が続く』と喜ばれたこともある。そんな期待に応えたいですね」(原知恵子)

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