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高圧送電線、ロボットが点検 関西電力が開発

2009年5月27日22時2分

写真:関西電力が開発した超高圧送電線向けの点検ロボット=関西電力提供関西電力が開発した超高圧送電線向けの点検ロボット=関西電力提供

 関西電力は26日、超高圧の送電線を点検する次世代ロボットを開発したと発表した。試験運用を経て、11年度に本格導入する。50万ボルトの高圧の送電状態で点検できるロボットは世界で初めてという。

 愛称は「エクスプライナー」。東京工業大などと5年かけて開発した。開発費用は1億円。他の電力会社にも積極的に売り込む。「1台500万円程度で、導入すれば簡単に回収できる」(森詳介社長)とPRする。

 ロボットは高さ1.6メートルで、重さ約80キロ。上側の2本の電線に車輪が乗る形でぶら下がる。4カ所にカメラがあり、電線4本の表面を360度、動画で撮影する。下側にはアームがあってバッテリーを装備。おもりの役目もしている。1日約900メートルの電線を点検できる。

 関電の超高圧電線の延長は3300キロ。試算ではロボットは21台必要で、導入すれば点検費用は約3割削減でき、年間6千万円が浮くという。これまでは点検員が電線に宙乗りして点検をしていたが、危険なうえ、停電させる必要もあった。(永島学)

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