【永島学】日本郵政の次期社長に内定した東芝の西室泰三相談役は31日、東京都内で会見し、社長就任を引き受けた理由について、「郵政事業そのものの重要性や、郵政民営化をしっかり進めていく必要性」を考えたためと語った。6月20日の株主総会を経て正式に社長に就任する。
31日あった郵政民営化委員会の後、委員長として最後の会見に臨んだ。社長を打診された当初は、「逃げ回っていたというのが本音。身体や年齢の問題で、できる仕事ではないと思った」と話した。
また、保険金の支払い漏れを指摘されて金融庁の認可が下りず、4月の発売予定を延期した学資保険の新商品について、「(支払い漏れへの対応は)めどがついた部分が相当出てきた」と述べた。郵政事業の方向性や業績の見通しについては、「就任してからの話とさせてほしい」と述べて、明言を避けた。