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電力自由化の拡大・発送電の分離、経産省が検討へ

2011年6月1日20時42分

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 経済産業省は1日、家庭までの電力自由化拡大や発送電分離を検討する方針を示した。東京電力福島第一原発の事故を受け、菅政権はエネルギー政策の見直しを掲げる。経産省は今月はじまる「新成長戦略実現会議」(議長・菅直人首相)のエネルギー政策議論で主導権を握りたい考えだ。

 産業構造審議会の産業競争力部会で1日、経産省が「基本的な方向性(たたき台)」を示し、電力需給体制の改革を打ち出した。

 電力自由化は現在、契約電力50キロワット以上の需要家が対象。経産省は電気事業への新規参入拡大の方向性を示し、家庭までの自由化範囲拡大を検討課題に挙げた。

 発送電分離も提示。新規事業者は、電力会社による送電網の独占所有が参入の壁と指摘しており、経産省は送電網を利用する際、中立性や公平性を監視する機能の強化や、発送電分離の可能性を挙げた。分離の方法は、電力会社から完全に送電部門を切り離す所有分離だけでなく、機能分離と法的分離(分社化)も選択肢とした。

 発送電分離には、太陽光、風力などの自然エネルギーを普及させるため、スマートグリッド(次世代送電網)の構築を後押しする狙いもある。

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