【北京=斎藤徳彦】惜しい。北京にもこの店、欲しい――。
ヤマダ電機、南京撤退…誤算続く5月9日、北京から出張し、閉店の決まったヤマダ電機南京店を見回しての第一印象だ。すでにスマートフォンなど一部の商品棚は閑散としており、「このワゴンに残っているのが最後だよ」と店員が声をかけてきた。閉店準備と見られる片付けの作業も進む。
それでも、店内はまさしく「日本の家電量販店」だった。中国では売り場がメーカーごとに分かれ、日本では当たり前の「製品ごとの分類」になっていないことも多い。メーカーごとにその時々の売れ筋ばかりを並べるから、少し前の商品を買い求める、といった際に品物がないことも多い。日本人の感覚だと、店内が暗いと感じる。