2009年6月3日10時27分
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【ニューヨーク=丸石伸一、北京=琴寄辰男】米連邦破産法11条の適用を受けて経営再建を目指している米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は2日、スポーツ用多目的車(SUV)のブランド「ハマー」の売却で暫定合意した交渉相手は、中国の重工メーカー「四川騰中重工機械」であると発表した。
GMは同日、この発表より前に、ハマー売却で暫定合意に達したと発表したが、交渉相手は明かしていなかった。
両社は9月末までに売却手続きを終えることを目指している。売却の際にはハマーの販売網も引き継がれる見通しという。ハマーの08年の年間販売台数は全世界で約4万台。
四川騰中重工機械のホームページによると、同社は四川省成都市に本社を置く民営企業で、従業員約4800人。建設機械やトラックのほか、石油化工設備や橋梁(きょうりょう)設備などを生産している。06年と08年に中国国内の機械メーカーを買収するなどして業容を拡大してきた。
騰中重工は3日発表の声明で「買収を通じ、業務領域は高級オフロード車の分野に広がる」と期待を表明。楊毅社長も声明の中で「ハマーは現経営陣の指揮の下で新しさを打ち出していくだろう」と述べた。