2011年6月3日19時51分
会社更生手続き中の武富士は3日、創業家出身で前副社長の武井健晃氏ら旧経営陣3人に対して、不適切な支出で会社に損害を与えたとして総額約20億円の支払いを求めることを明らかにした。旧経営陣の経営責任を調べていた弁護士などによる調査委員会が、賠償責任があるとの調査報告をまとめたためだ。
調査委は、経営破綻(はたん)直前の2010年3月期に株主に配当金を支払ったのは不適切だったとして、当時の清川昭社長と、創業者の次男の武井前副社長に約20億円の賠償責任があるとした。さらに創業者の長男で元取締役の武井俊樹氏も、顧問に退いていた03〜04年に受け取った報酬941万円を返還すべきだとした。