5日の東京外国為替市場は、円を売る動きが優勢になっている。午後1時現在、対ドルでは前日午後5時時点より33銭円安ドル高の1ドル=78円32〜34銭。対ユーロは同1円24銭円安ユーロ高の1ユーロ=98円07〜10銭。
主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁が5日にも電話会議を開き、欧州債務(借金)危機などの対策を話し合うと伝わったことで、危機拡大への不安が和らいだ。政府・日本銀行が円売りの為替介入に踏み切るのではないかという警戒感も根強い。
ただ欧米経済の先行きへの不安はくすぶったままで、市場では「大きく円を売り込む動きは考えにくい」(大手銀行)との声が多い。