【平林大輔】「レアメタル」と呼ばれる希少な金属を、飛行機のエンジンの羽根から取り出す。そんな「国内では例がない」というリサイクル施設が、北九州市にある金属販売加工会社「光正」の工場に完成し、5日、報道陣に公開された。
飛行機のエンジンや発電所のガスタービンの羽根は、これまで欧米でリサイクルされていたが、国内の取引先から、国内でリサイクルして安定的な価格で売ってほしいという要望が強いことに目をつけ、参入を決めた。
工場では羽根のスクラップを年約100トン処理し、1千度以上の高温に耐えるための耐熱性合金に使われているレアメタルの「レニウム」と「タングステン」を計8トン取り出す計画だ。