2009年6月28日19時39分
【ソウル=稲田清英】韓国の中央銀行である韓国銀行は28日、北朝鮮の08年の実質国内総生産(GDP)が前年比3.7%増だった、との推定結果を発表した。プラス成長は、05年(3.8%増)以来、3年ぶり。
韓国銀行は「天候に恵まれた穀物生産の増加や、6者協議の合意に基づく重油・原材料支援など一時的な要因が中心で、成長力の改善とみるのは困難」としている。農林水産業分野は、コメなどの収穫が伸び8.2%増。鉱工業では石炭や鉄鉱石の生産が増え、軽工業がプラスに転じた製造業も2.5%増だった。
名目国民総所得は約27兆3千億ウォン(約2兆円)と韓国の約38分の1で、1人当たりでも約18分の1。対外貿易規模は38.2億ドル(約3600億円)と前年比約3割増えた。対中国貿易の拡大が主因という。