2009年6月30日20時47分
【ロンドン=有田哲文】ケータイの充電器はひとつで十分――。フィンランドのノキアや米アップルなど携帯電話メーカー10社が欧州連合(EU)の欧州委員会と、充電器の共通化で合意した。小型のUSB端子を使い、10年には発売される見通しだ。
充電器の統一は、欧州委がこれまでメーカー各社に働きかけてきた。理由として、電話を替えるたびに充電器が捨てられ年間数千トンのムダになっていることや、利用者に不便をかけていることなどをあげていた。欧州委のフェアホイゲン副委員長は29日の記者会見に充電器をいくつも持ち込み「問題はこれだ。私の事務所にも充電器が六つあった」と語った。
動きは広がりそうだ。ノキアの広報担当者は「2012年には大半の携帯電話が同じ充電器になる。欧州だけでなく世界的な動きになる」と語った。欧州委は共通化に向けて「米国、中国、インドとも話し合う」としている。
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日本の場合、充電器は通信規格の違うNTTドコモとKDDI(au)は異なる。ドコモとソフトバンクは一部共通だが、同じ会社でも機種で違うケースがあり、まだバラバラだ。ただ、次世代の通信規格が統一されることから、業界では充電器も共通化する方向で検討されているという。