地図情報大手のゼンリンの子会社ゼンリンデータコム(東京)は1日、インドで企業向けの位置情報サービスの販売に乗り出すと発表した。同様のサービスを手がける現地企業の親会社、インフォトラック(シンガポール)を4億円で買収した。
ゼンリンデータは、日本で配送トラックの位置確認システムや、タクシーの配車システムなどを販売。インドでも、インフォ社の取引先を足がかりに、こうしたサービスの展開を目指す。6月28日にインフォ社株の63・12%を取得し、筆頭株主となった。
ゼンリンデータは今年1月、インドで個人向けに、スマートフォンを使って目的地に案内するサービスを開始。事業を企業向けに広げることで、インドの急速な経済成長を収益につなげたい考えだ。