2009年7月1日10時47分
【ニューヨーク=田中光、丸石伸一】三菱UFJフィナンシャル・グループと米金融大手モルガン・スタンレーは30日、米国や中南米での法人向けビジネスで合弁会社を設立する、と発表した。三菱UFJの出資で資本提携したのにともない、業務提携を世界各国の事業へと拡大する。
新会社は三菱UFJ傘下の三菱東京UFJ銀行とモルガン・スタンレーとの折半出資で7月中に設立する計画で、社名は「モルガン・スタンレーMUFGローン・パートナーズ」。企業向け融資や企業が発行する社債の引き受け業務などを強化するため、共同でマーケティングを行う。
法人向けビジネスでは、アジアや欧州、中東、アフリカなどで顧客を相互に紹介し合うことでも合意した。提携効果を高めるため、両社の人事交流も実施し、三菱UFJはモルガン・スタンレーに約20人を送り込むという。
三菱UFJの畔柳(くろやなぎ)信雄社長は同日、モルガン・スタンレーのジョン・マック会長兼最高経営責任者(CEO)とニューヨーク市内で会見し、「戦略的な提携によって、顧客のグローバルなニーズに応える態勢が構築できる」と提携拡大の意義を強調した。
両社は日本国内でも今年3月、双方の証券子会社を統合すると発表していた。