【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)統計局が1日発表した5月のユーロ圏17カ国の失業率(季節調整値)は前月比0・1ポイント悪化の12・1%となった。1999年のユーロ導入以来、最悪の水準を続けている。今回、過去の統計を修正。4月の数値を当初公表の12・2%から12・0%とした。社会問題化している25歳未満の若年失業率は5月で23・8%だった。
国別でみると、金融支援をめぐって混乱したキプロスは16・3%で、前月比0・5ポイント悪化。スペインは同0・1ポイント悪化し26・9%、イタリアは同0・2ポイント悪化し12・2%だった。ギリシャは3月の数値で26・8%だった。
若年失業はスペインで56・5%、ギリシャ(3月)で59・2%などと高い水準が続いている。