【近藤郷平】大阪・梅田の商業施設にとって、グランフロント大阪は、まず客入りの面でプラス――。そんな様子が徐々にみえてきた。梅田の百貨店などの6月の入店客数や売上高をみると、グランフロントに近いほど客入りは良くなった。ただ、必ずしも売り上げ増には結びついていないようだ。
2階のデッキがグランフロントとつながるJR大阪三越伊勢丹(大阪市北区)では、6月の入店客数は前年より10万人増え、190万人になった。グランフロント開業直後の5月は、グランフロント内だけを見て帰る人が多かったようで、前年より10万人少なかったが、「立ち寄ってくれる人が増えている」(広報)という。
その隣のファッションビル「ルクア」でも、6月の入店客数は前年より30万人多い310万人だった。5月より来客数の増加幅は大きくなった。広報担当者は「グランフロントのおかげ」と話す。