【ニューヨーク=畑中徹】米国の通信行政をとりまとめる米連邦通信委員会(FCC)は5日、ソフトバンクによる米携帯電話3位スプリント・ネクステルの買収計画を承認した、と発表した。これでソフトバンクはスプリント買収に必要な米当局からの承認をすべて取得し、来週中にも買収手続きを終える。
FCCはまた、スプリントが5割超の株式を持つ米高速無線通信会社クリアワイヤの完全子会社化も認めた。同社は高速無線通信向けの周波数を多く持ち、事業展開のカギを握るとされる。
今回の買収をめぐっては米議員や米通信業界の労働組合などから「中国製の通信機器の使用で安全保障を損ないかねない」との懸念が出され、ソフトバンクはその点に考慮する姿勢を示していた。