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関空路線をさらに減便・廃止へ JAL・ANA今秋から

2009年7月7日10時41分

 日本航空と全日本空輸は、関西空港を発着する路線を今秋から減らす方針を固めた。利用が少なく採算がとれないため。日航は1日1往復ずつ運航している中国・大連と杭州への便を10月下旬で廃止。全日空は1日2往復ずつの高知便、松山便、1日1往復の鹿児島便を11月から廃止、1日4往復の福岡便を2往復に減らす見通し。

 日航の国際線は景気後退で出張需要が減ったうえ、新型インフルエンザの影響も影を落としている。中部―パリも撤退を含めて検討中だ。

 全日空の国内線はいずれも大阪都心に近い大阪(伊丹)空港からの自社路線があり、関空での国際線との乗り継ぎ需要も低迷しているため、廃止・減便を決めた。

 関空発着路線は、今春も大規模な廃止・減便があったばかり。さらなる削減には地元の反発も予想されるが、両社は需要低迷や経営難を理由に押し切る構え。関空の09年度の発着回数目標は前年度比11%減の11万4千回。今回の路線見直しでこの達成も難しくなるとみられ、関空会社の経営難に拍車がかかりそうだ。

 日航と全日空は、成田空港の発着路線も見直しを進めており、日航はすでに成田―中国を中心に秋までの暫定的な減便を発表している。

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