【福山亜希】内閣府は8日、商店主らに街角の景気の実感をたずねて指数化する「景気ウオッチャー」の6月の基調判断を8カ月ぶりに引き下げた。持ち直しは続いているものの、勢いは弱まっているという。株価の乱高下や、食品や電気代の値上げが響き、先行きには慎重な見方が広まっているようだ。
景気ウオッチャー調査は感覚や気分の側面が大きく、数字による統計の変化を先取りすることがある。
基調判断は前月の「景気は持ち直している」から「持ち直しのテンポが緩やかになっている」に変えた。景気の現状を示す指数は前月より2・7ポイント低い53・0で、3カ月連続で前月を下回った。先行きを示す指数も同2・6ポイント低い53・6で、2カ月連続で前月を下回った。景気が持ち直しているかどうかの目安となる「50」は超えつつも、勢いは鈍った。