【ニューヨーク=畑中徹】米高速無線通信会社「クリアワイヤ」は8日に開いた臨時株主総会で、米携帯電話3位スプリント・ネクステルによる完全子会社化を承認した、と発表した。スプリントはクリアワイヤ株式の5割超をすでに保有しているが、完全子会社化をめざしていた。
ソフトバンクによるスプリントの買収については、すでに米連邦通信委員会(FCC)が今月5日に承認済み。スプリントがクリアワイヤを完全子会社化することが決まり、これで、ソフトバンクの米国進出に向けた基盤がすべてそろったことになる。
クリアワイヤは、高速無線通信向けの周波数を多く保有し、ソフトバンクが米国で事業を展開するうえでカギを握るとされている。クリアワイヤをめぐっては、米衛星放送大手ディッシュ・ネットワークと買収合戦を繰り広げたが、ソフトバンクが競り勝った。