【ローマ=石田博士】フランスの高級ブランド大手モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)グループは8日、イタリアの高級服飾ブランド、ロロ・ピアーナ(本社・ミラノ)の株式の80%を買収し、傘下に置くと発表した。
AP通信などによると買収総額は20億ユーロ(約2600億円)。ロロ・ピアーナは19世紀にイタリア北西部ピエモンテ州で創業、カシミヤなど高級繊維に定評があり、全世界で約130店舗を展開している。近年はアジア、特に中国で売り上げを伸ばしている。
LVMHグループのベルナール・アルノー会長は「ロロ・ピアーナはまさに特別な企業だ。たぐいまれな品質と技巧を兼ね備えている」と評した。LVMHは時計・宝石のブルガリや、毛皮・革製品のフェンディなど、イタリアの有名ブランドを次々に傘下に置いている。