【豊岡亮、木村裕明】ホンダが建設を進めてきた埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)が9日、生産を始めた。自動車業界では、日本の自動車メーカーが国内につくる最後の乗用車工場ともいわれる。各社が海外に生産をシフトする動きは変わりそうにない。
新工場は9月に発売予定の主力の新型フィットやミニバンのフリードをつくる小型車の専用工場になる。エンジンを生産する小川工場(同県小川町)から約2キロの場所に立地し、年産能力は25万台で、省エネにも配慮した最新鋭工場だ。
ホンダが、国内に小型車の専用工場をつくるのは、国内市場が小型車中心になっているためだ。