【清井聡、大和田武士】神戸製鋼所の川崎博也社長は「シェール革命」にわく米国事業を強化し、海外での最重点地域に据える考えを明らかにした。頁岩(けつがん、シェール)層に含まれる石油や天然ガスの採掘ラッシュを迎える米国で、エネルギー関連プラントの販売拡大を見込む。ほかの鉄鋼大手が需要が増える新興国に注力する中、機械などに分野を広げた特徴を生かして米国に活路を探る考え。
川崎社長は朝日新聞のインタビューに「シェール革命で、我々が得意な分野の需要が米国で拡大するチャンスがきた」と語った。
特に大きな伸びを見込むのは、鉄鉱石と天然ガスからつくる還元鉄の生産プラント。米国の天然ガスの価格が数分の1に下がり、安価な鉄鋼原料として再注目されているという。