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出向という名の「追い出し部屋」 退職拒めば過酷な業務

図:「追い出し部屋」の実態と問題点拡大「追い出し部屋」の実態と問題点

写真:ベクトルに出向を命じられた大京社員の出向条件確認書=関田航撮影拡大ベクトルに出向を命じられた大京社員の出向条件確認書=関田航撮影

 東京都心の高層ビルの一室に、マンション分譲大手の大京の社員十数人が集められている。人事コンサルティング会社のベクトルへの「出向」を命じられた人たちだ。彼らはそこを「追い出し部屋」と呼ぶ。

「会社全体が追い出し部屋」

 「はい。JINS(ジンズ)メガネです」

 問い合わせの電話に、低価格を売りにしためがねチェーンの名前で答えると、40歳代の大京社員は、チェーン店でのアルバイトの面接日時について説明した。

 朝に出社すると、求人サイトへの応募メールをチェックし、JINSの採用面接の日取りなどを連絡する。夕方まで数十件続けると、くたくたになる。

 ほかの人もJINSと同じように、「マツモトキヨシ」や「ブックオフ」「ファミリーマート」を名乗り、パートなどの募集業務を代行する。不慣れなせいで、マツモトキヨシと思って電話をかけてきた相手に別の社名で答えてしまう同僚もいて、不審に思った相手に詰め寄られてあたふたする。そんな様子を見ると、情けなくなってくる。

 「嫌がらせとしか思えない。早く会社を辞めろと」

 ベクトルへの「出向」が始まって約3カ月がたった。「同僚」は、大京の営業や経理、システム開発など様々な職場から集められた人たちだ。

 「皆さんは成果の出ていない方々。これは『気づき』を与える教育出向と考えていただきたい」

 3月下旬、ベクトルへの「出向説明会」で、人事担当幹部はそう言った。

 だが出向先の実態は違う。「教育なんてウソだ」

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