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【庄司将晃=インド北部グルガオン、木村裕明】日産自動車は15日、新興国専用ブランド「ダットサン」シリーズの小型車「GO(ゴー)」を初公開した。来年初めにインドで売り出す。新興国専用の世界的なブランドをつくるのは日本の自動車大手で初めてだ。
カルロス・ゴーン社長はこの日、インド・ニューデリー郊外のグルガオンの発表会で「今日は日産にとって歴史的な日。インドの人にとってもマイカーを持つ夢に一歩近づいた日だ」と胸を張った。GOは現地生産でコストを抑え、車を初めて買う中間所得層向けに最安モデルの価格を40万ルピー(約66万円)以下にする。
ダットサン車はインドに続きインドネシア、ロシア、南アフリカの3カ国でも来年後半に売り出す。ほかの国でも現地のニーズにあう車種をそれぞれ投入する。日産は2012年度に6・2%だった世界シェアを16年度に8%へ引き上げる目標を掲げ、ダットサンによる新興国市場の開拓はそのカギを握る。