明治安田生命保険は、タイ大手生保「タイ・ライフ・インシュアランス」に出資する方針を固めた。700億円程度で全株式の15%を取得する方向で調整している。生保の国内事業は少子高齢化で伸び悩んでおり、成長が続くアジアでの収益拡大をめざす。
タイ・ライフは、売上高にあたる保険料収入がタイ国内2位(2011年)の規模をもつ。明治安田は役員や幹部社員を派遣することも検討しており、商品開発や営業力強化で協力する。タイ・ライフは日本と同様に営業職員による訪問販売をしているため、明治安田のノウハウが生かせると判断した。
生保業界では、新興国への進出が相次いでいる。明治安田はすでにインドネシアや中国の生保にも出資した。第一生命保険は6月、インドネシアの生保への出資を決めた。最大手の日本生命保険はインドやタイの生保に出資している。