【土屋亮】システムトラブルで在来線の運休や遅れが相次いだJR九州は18日朝、10月から走る豪華寝台列車「ななつ星」の客車7両のうち4両を、製造した山口県下松(くだまつ)市の日立製作所笠戸事業所で報道陣に公開した。
3泊4日の2人利用で1人あたり56万6千円の最高級客室「デラックススイートA」が入る7号車などの車体は、傷がつかないよう、屋根をのぞいて黒いフィルムにすっぽりと覆われている。「古代漆」をイメージしたという深い赤色の外装は見えない。ガラス窓も中からフィルムで覆われ、内装もうかがえない。
午前10時、機関車に引っ張られて、内装の仕上げや最終チェックをする小倉総合車両センター(北九州市)に向けて出発した。
ラウンジカーやダイニングカーなど残り3両は、小倉の車両センターでつくられており、今後は7両で走行試験などをする。
ななつ星の機関車はひと足早く川崎重工業兵庫工場(神戸市)で完成し、3日に九州に運びこまれた。