経営再建中のシャープが住宅設備大手のLIXIL(リクシル)グループ(東京)や、電動工具メーカーのマキタ(愛知県安城市)、自動車部品大手のデンソー(愛知県刈谷市)に各100億円程度の出資を要請する検討に入った。両社は商品開発などで提携する相手先で、財務体質の改善に向けて出資での支援も求めていく。1千億円規模の公募増資についても検討を続けている。
9月をめどに、3社に対して第三者割当増資を実施する想定。リクシルとは2011年に共同出資会社をつくり、太陽電池と住宅用建材を組み合わせた商品などを開発してきた。マキタとも今年5月に提携し、ロボット掃除機の自動運転技術を搭載した芝刈り機の開発などを進めている。
シャープは経営の健全度を示す自己資本比率が3月末時点で6%にまで低下。9月末にある約2千億円の社債償還についても自力での資金調達が難しく、6月に主力取引銀行から1500億円の追加融資を取り付けた。