2009年7月22日23時12分
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日本航空と全日本空輸が10月発売分から、国際線運賃に上乗せする燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を復活する見通しになった。今年6月以来となる。原油高に伴ってジェット燃料価格が再び上昇しているためだが、不況と新型インフルエンザの影響で低迷している海外旅行の需要をさらに冷やす懸念もある。
上乗せ額は未定。両社の従来の料金表にそのまま当てはめれば、往復で中国便は1千〜3千円、ハワイ便は4千〜8千円、欧州便や北米便は7千〜1万4千円となる。7月末までの燃料価格の動向や需要への影響を見極め、8月中に決定する。
両社は3〜5カ月前のジェット燃料の平均価格が1バレル=60ドルを上回れば、サーチャージを上乗せしてきた。2〜4月の燃料平均価格は約55ドルだったため、7〜9月のサーチャージをゼロとしたが、5月以降の燃料平均価格は約70ドル。7月末までに急落しない限り、基準の60ドルを上回る見通しとなった。
国際線の比率が高い日航は、かねて基準を上回ればサーチャージを復活させる意向だった。全日空の伊東信一郎社長も22日の記者会見で「(10月分から)頂く方向だ」と明言した。(山本精作)