大和証券グループ本社が傘下の法人向けと個人向けの2証券子会社を来春をめどに合併する方針を固めたことが23日、わかった。重なる部門をまとめて費用を削減。分社体制を一新し、一体感を高め、営業力の強化を狙う。
29日にも発表する。合併するのは法人向けの「大和証券キャピタル・マーケッツ(CM)」と個人向けの「大和証券」。来年4月をめどに合併する。両社社長はグループ本社の日比野隆司社長が務めており、合併後も継続する方針。名称は大和証券となる見通しだ。
大和証券は1999年、持ち株会社と、法人と個人向けの2証券子会社に分社化。法人向けは住友銀行(現三井住友フィナンシャルグループ)と提携し、大和CM(当時は大和証券エスビーキャピタル・マーケッツ)は大和6割、住友4割の合弁会社となった。
三井住友が09年に米シティグループ傘下の「日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)」を買収したことで提携は解消。その後も分社体制は残していた。