新日鉄住金が2013年度上期(4〜9月)にトヨタ自動車に納める自動車用鋼板を、12年度下期に比べ1トンあたり約1万円(約10%)値上げすることが23日わかった。円安で、輸入している鉄鉱石や石炭の原料コストが上昇したためで、値上げは11年度上期以来2年ぶりとなる。
原料コストは昨年末から約2割上がっており、新日鉄住金は1トンあたり1万5千円の値上げを要請していた。円安で業績が好転しているトヨタが、値上げを受け入れたとみられる。
鉄鋼、自動車の最大手同士の価格交渉は半年ごとに行われ、ほかの自動車、鉄鋼メーカーの交渉の目安になる。車以外の造船、電機向けなど鋼材の価格にも影響する。