三菱自動車は25日、軽乗用車「ミニカ」「トッポBJ」と普通車「トッポBJワイド」の計65万109台について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。エンジン付近の火災が過去10年間で24件あり、今年5月には大阪府で停車直後に車内が全焼した。けが人はなかった。
リコール対象は1998年9月〜2011年5月の製造分。エンジンの吸気ダクトを固定する留め具の強度が足りず、樹脂製のダクトが外れて高温の排気管の上に落ち、溶けたり出火したりしたという。発煙や異臭など火災以外のトラブルも、03年以降68件あった。
壊れやすい留め具を使っていたため、修理や整備時に破損が多発。三菱自は04年以降、留め具を無理に外さないよう全国の整備業者に3回注意喚起していた。しかしその後もトラブルが続き、昨年12月に国交省が対策を求めていた。今回のリコールで、壊れにくい留め具に交換するという。