【秦忠弘】東京・下町の工場などが集まって開発を進めている無人海底探査機「江戸っ子1号」が、9月下旬に房総半島沖の深海8千メートルに挑戦することになった。中心メンバーの杉野ゴム化学工業所(東京都葛飾区)、杉野行雄社長は「ぜひとも成功させたい」と意気込む。
「江戸っ子1号」は、8千メートル以上の深海で、そこに生息する魚類の3Dビデオカメラでの撮影と海底泥を採取するのが目的だ。
杉野社長が「大阪が『まいど1号』で宇宙を目指すなら、こちらは深海を目指す」と発案し、「江戸っ子1号」と命名。他の工場にも参加を2009年から呼びかけ、11年にプロジェクト推進委員会が発足した。