三菱自動車は1日、過去のリコール隠しをきっかけに積み上がった累積損失9246億円(今年3月期末、単体)を穴埋めするため、資本金の7割強と資本準備金の全額を取り崩し、累積損失を解消した。
6月25日の株主総会での承認を経て、資本金のうち4916億円と資本準備金の全額(4332億円)を取り崩した。15年連続で無配が続く三菱自は、今年度中に復配のめどをつける方針だが、累積損失のある企業は配当ができない。今回の措置で、懸案となっている復配の実現にむけて一歩前進した。
時価総額に比べて発行済み株式の総数が多すぎる状況を是正するため、普通株10株を1株に併合する手続きも1日に実施した。