【ニューヨーク=畑中徹】7月31日のニューヨーク株式市場で、交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックの株価が一時、38・31ドルまで上がり、昨年5月の上場時点の公募価格(1株38ドル)を約1年2カ月ぶりに上回った。終値は前日比0・83ドル安い36・80ドルだった。
7月下旬に発表した今年4〜6月期決算は、課題とされてきたスマートフォン(多機能携帯電話)などの携帯端末向け広告事業の収入が増え、大幅な増収を確保した。これを好感した買いが集まり、低迷が続いた株価は一転、急上昇を続けている。
フェイスブックの株価は昨年5月18日の上場初日は公募価格を超えたものの、その後は収益性に対する懸念が広がり、取引の2日目から下落基調となった。昨年9月には、公募価格の半分以下となる17ドル台まで落ちこんだ。