9月4日は「古酒(クース)の日」。熟成させた沖縄の泡盛は、豊かな味わいと香りを誇る銘酒として評価は高い。ところが今年になって、不当表示が明らかになった。問題発覚をきっかけに、業界を立て直して真のブランドを築けるか。
「業界のなれ合い体質が感じられた。いつか不当表示は出ると思っていた」。那覇市在住のライター、仲村清司さん(54)は古酒の「分かりにくさ」を以前から著書などで指摘してきた。
日本酒造組合中央会の公正競争規約では、古酒は「3年以上貯蔵した泡盛」。ただ、新酒や貯蔵3年未満のものとまぜても「3年以上」が50%を超えれば古酒の表示を認めている。