枝野幸男経済産業相は15日、電源開発大間原発(同県大間町)など建設中の3原発について、「経産省としては、すでに設置・工事許可を与えた原発について変更することは考えていない」と述べ、稼働を前提に工事継続を認める考えを示した。青森県庁での三村申吾知事らとの会談で表明した。
政府が14日まとめた革新的エネルギー・環境戦略では「原発の新増設は認めない」と明記する一方、建設中の原発の扱いには触れていなかった。
全国で12基ある原発の新増設計画のうち、建設中なのは大間原発(工事進捗〈しんちょく〉率37.6%)、中国電力の島根原発3号機(松江市、同93.6%)、東京電力東通原発1号機(青森県東通村、同9.7%)の3基。いずれも東日本大震災後に工事を中断している。