現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 産業・経済
  5. 記事

三菱のジェット機、海外から初受注 米へ100機

2009年10月2日22時4分

印刷印刷用画面を開く

ソーシャル・ブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:国産ジェット旅客機「MRJ」のイメージ国産ジェット旅客機「MRJ」のイメージ

 国産初の小型ジェット旅客機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)の開発を進める三菱航空機(名古屋市)は2日、米国の航空会社からMRJを100機受注した、と発表した。これまでの受注は全日本空輸からの25機だけだった。今後の受注拡大につながる可能性がある。

 発注したのは米国の地域航空会社2社を傘下に持つトランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)。大手航空会社からの受託で、米国50都市間の路線を1日350便運航している。

 MRJは70人乗りと90人乗りがあり、90人乗りは約40億円。TSHは「競合機に比べて燃費がよく騒音は小さく、客室が広いことを評価して発注した」としている。三菱航空機は、1号機の納入時期となる2014年から5〜6年かけて、すべて引き渡すという。

 小型ジェット機は今後20年間で世界で5千機の需要があるとされ、大手のブラジル・エンブラエル社とカナダ・ボンバルディア社を中心に受注競争が激しくなっている。三菱航空機はこのうち1千機の受注を目指しており、今回の大量受注を弾みにして販売攻勢を強めていく考えだ。

 日本メーカーの国産旅客機開発は、プロペラ機「YS11」以来約40年ぶりだ。三菱航空機には、親会社の三菱重工業のほかに三菱商事、トヨタ自動車などが出資。国も後押ししており、1500億〜1800億円の総開発費のうち500億円を支援する。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内