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世界銀行のジム・ヨン・キム総裁が1日、ワシントンの世銀本部で朝日新聞などと会見し、世銀からの融資が30年近く中断しているミャンマーへの支援再開に意欲をみせた。また、先進国の経済回復が遅れ、食料価格も高騰するなか、とくに途上国経済の成長が鈍ることに懸念を示した。
キム氏は「ミャンマー政府が改革を続けるなら、国際社会は発展支援の再開に向け前進しなければならない」と述べた。ただ、政府の改革姿勢が続くのか注視していくことを、繰り返し強調した。
世銀のミャンマーへの融資は同国の軍事クーデターなどを受け、1980年代後半から中断し、延滞債権も残る。しかし最近は米国が経済制裁の解除に動くなど、国際社会復帰に向けた動きが進んでいる。11日には東京で、国際通貨基金・世銀の年次総会にあわせ、支援会合が開かれる。