2日のニューヨーク株式市場は、財政危機が深刻なスペイン支援をめぐる不透明感から、大企業で構成するダウ工業株平均は値下がりした。終値は、前日より32.75ドル(0.24%)安い1万3482.36ドルで取引を終えた。
スペインのラホイ首相が、欧州連合(EU)に対し、すぐには金融支援を求めないと発言したと伝わり、欧州の政府債務(借金)危機への警戒感が再び高まった。主要な米企業の四半期決算の発表を前に、「企業収益が落ち込んでいるのではないか」といった警戒感も強く、売り注文が優勢になった。
一方、ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数は、6.51ポイント(0.21%)高い3120.04と、3営業日ぶりに反発して取引を終えた。(シカゴ=畑中徹)