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国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は2日、ワシントンの本部で朝日新聞などの取材に応じ、新興国の出資比率や発言権をさらに高めるIMFの改革に意欲を示した。世界経済で存在感を増す新興国の要求に応えるためだ。
中国やブラジルなどの新興国は、世界経済や政治に影響力の強いIMFで存在感を高めたがっている。IMFは2010年に新興国の出資比率や理事ポストを増やすことを決め、現在、加盟各国に承認を求めている。もし承認されれば、中国は日米に次ぐ世界3位、インドは8位、ブラジルは10位の出資国となる。
ラガルド氏は今後の改革方針について問われ、「新興国経済がさらに成長を続けるならば、これまでの傾向通り(新興国の出資比率は)さらに変化していくだろう」と述べ、新興国の出資比率や発言権を経済規模の拡大に応じて高めていく可能性を示した。